本読みの秋、私のオススメの最初冊。

今日は久しぶりに米澤穂信君の『クドリャフカの種類』を読みました。こういうテキストは、米澤穂信君の古典部関連の第3作品瞳となる力作で、古典部部員4十人十色の視点から見た学院祭が描かれていらっしゃる。米澤君の古典部関連といえば、最近第5作品まで出版されていて、楽しいだけじゃない、でも苦しいだけじゃない、そういう青春が描かれている力作だ。ほろ甘い、ほろ苦い、儚く優しくせつない、そんなイメージがあります。その三作品瞳です『クドリャフカの種類』は、特にその古典部関連ならではのイメージをこれでもか、というくらいに感じられる1冊だとボクは思っています。4人それぞれにドラマがあり、切なさがあり、改善があります。また、米澤穂信君といえばミステリだ。もちろん古典部関連も学院ミステリですので、ちょっとした一大事が起こります。その一大事というのもまた、青春ならではの切なさがあり、最初に読んだ時は泣いてしまいました。もう何度も読んでいるのに、今もうるっと生じるものがありました。
本当に素晴らしい力作だ。